お取り寄せで調達!?毛がに通販サイトや購入するときのポイントなどについてご紹介
刺身で食べても鍋にしても美味しい毛がにをお取り寄せしたいと思っている人もいるのではないでしょうか。そのような場合には、毛がにを通販ショップで購入するのがおすすめです。この蟹は基本的に一年中獲れるとはいえ、冬が最も美味しくなるといわれています。旬にこだわってお取り寄せしたい場合には、冬を狙うと良いでしょう。通販で購入するときには、鮮度を落とさないためにも確実に受け取れるように日時指定をして注文するのがポイントです。
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お取り寄せで調達!?毛がに通販サイトや購入するときのポイントなどについてご紹介
- そもそも毛がにとは?旬や人気の産地をご紹介
- 毛がには自然保護により厳しい漁獲規制が行われている
- 産地により毛がにの漁期が異なっていて同じ北海道でも地域によりさまざま
- 網走市のホームページでは毛がにの漁獲量が10分の1以下に減少との記載も
- 1kgを超えるような大きな毛がに!?大きなものは老蟹と呼び味が落ちる?
- 毛がにを選ぶときは若蟹や堅蟹と呼ばれるものを見つける
- 新鮮な毛がには刺身でもOK!カニ味噌は生より加熱した方が美味しい?
- 茹でてから冷凍したものと生のまま冷凍したもの!冷凍物の毛がにの注意点
- ミネラルも豊富に含まれている!毛がにの栄養価
- 活きた毛がにを茹でるときの流れや注意点
- 毛がにの甲羅を剥がして身を取り出すときのポイント
- 通販で失敗しない毛がにの選び方:訳あり品には注意
- 通販で失敗しない毛がにの選び方:ランクの記載がない業者は注意
- 通販で失敗しない毛がにの選び方:重量表記の仕方に注意
そもそも毛がにとは?旬や人気の産地をご紹介
毛がには通販でも人気が高い種類ですが、一般的に旬は冬場といわれているけれど通販サイトでは1年を通じて販売しているため、いつが旬になるのかよく分からない人も多いのではないでしょうか。国内の毛がには、主に北海道沿岸(胆振、日高・網走・宗谷・十勝・釧路など)と岩手県が有名な産地です。国内産のものは値段が高いけれど蟹味噌がたっぷり詰まっていて美味しいなどの評判から人気があります。かつては、大量に漁獲されていていましたが、現在の水揚げ量は約10分の1まで減少していて自然保護が必要などの理由から厳しい規制が設けられています。ちなみに、漁獲方法は蟹かご漁に限定されていること、メス蟹や甲の長さが8cm未満のもの、脱皮直後の蟹はリリースされ船の隻数や漁期中の水揚げ総量、1隻が使用可能なカゴの数などの規制があります。なお、かご漁は蟹に傷を付けることなく生け捕りができる漁手法であり、リーリースを目的にしていることや製品の品質を維持できるなど2つのメリットを持ちます。
毛がには自然保護により厳しい漁獲規制が行われている
毛がには厳しい漁獲規制をおこなって漁獲がされています。こうした方法で蟹をとらなければいけないのは、好きなだけ蟹を自由にとっていると、自然環境に大きな影響を与えてしまうからです。とることができる量が規制されていなければ、海の中から完全にいなくなるまで捕獲することもできます。とることができる蟹の量が増えれば、多くのお金にかえることができますが、このような方法で漁獲をすることにはデメリットも多くあります。誰でも好きなだけとっていると、毛がにが海からいなくなってしまう可能性もあり、捕獲したくても2度と漁ができなくなってしまいます。こうしたことを防ぐために、北海道などの地域では、毛がにをとることができる時期を制限しています。冬の季節だけとることができる地域もあれば、夏だけとれる地域もあります。それぞれの地域でとることができる時期を変えることにより自然保護をすることができます。大きさも制限されていて、一定以上の大きさ以下のものは捕獲できません。
産地により毛がにの漁期が異なっていて同じ北海道でも地域によりさまざま
毛がには、クリガニやトゲクリガニなど、クリガニ科に属する種類です。クリガニやトゲクリガニも食用で、比較的手ごろな値段で買うことができますが、毛がには身やミソの美味しさなどから超高級な蟹として高値で取引されます。特に、国産品は高価なものが多いのが特徴ですが、一口に国産といっても産地がさまざまです。アラスカの沿岸からベーリング海やカムチャッカ、サハリンやオホーツク海、千島列島や朝鮮半島東岸に至る北太平洋の広い海域に分布していて、日本近海においては朝鮮海峡や鳥取県から北海道にかけての日本海沿岸や茨城県から北海道にかけての太平洋沿岸に分布しています。なお、毛がには北海道や岩手県で水揚げが行われることが多いのですが、北海道の中でも各地で漁期が異なります。例えば、胆振は6~7月、登別から白老町沖では7月中旬から8月中旬、日高は12月から翌年4月、網走は3月から8月など、ほぼ1年間いずれかの場所で水揚げされます。
網走市のホームページでは毛がにの漁獲量が10分の1以下に減少との記載も
かつて毛がには大量に捕獲が行われていましたが、近年漁獲量が激減していて網走市のホームページでは北海道内における毛がにの漁獲量はかつて2万トンを超えるものが現在では2千トンにまで落ち込んでいることが記載してあります。そのため近海ものも含め国内で水揚げが行われる毛がには、非常に希少価値が高いといわれていることが分かるのではないでしょうか。量が激減しているため、漁獲に置いての規制も行われていて現在は自然保護の目的で水揚げができる漁が決められているようです。ところで、毛がには冬場が旬といったイメージを持つ人も多いかと思われますが、これは獲れる場所により異なります。オホーツク産は春から夏にかけて、胆振や白老町など噴火湾は夏、釧路や根室沿岸は秋で十勝沿岸や岩手県では冬場が旬になります。このように見ていると日本の中では常にどこかの海域で漁が行われていることが分かるのではないでしょうか。これにより通販サイトでは1年を通じて購入できるわけです。
1kgを超えるような大きな毛がに!?大きなものは老蟹と呼び味が落ちる?
美味しいグルメというと、いまでは日本国内でたくさんの候補があがる時代となりました。
世界でも有数のグルメ大国となっており、街中にはさまざまな飲食店が点在をしています。
そのなかでも昔から多くの方に愛されているのが、カニです。
10月から2月という限られた期間しか国内では水揚げをされておらず、シーズン中は鍋にして食べるのが通だという人もいるわけです。
簡単に毛がにの概要を解説すると、大きく分けて2つの個体に分類をすることができます。
毛がにといっても若い個体と老蟹という4年以上もの間生息をしているものがあり、前者はとても身が引き締まって美味しい味わいを醸し出しているものです。
ところが後者の老蟹に至っては、甲羅は薄くなっていて身も弱いので決して美味とはいえません。
多くの専門店では1年以内のものだけを提供しており、それ以外のものはスーパーやネット通販などでアウトレットという名称で販売をされるのが基本です。
毛がにを選ぶときは若蟹や堅蟹と呼ばれるものを見つける
毛がには、ズワイガニやタラバガニと比較すると、脚の身など食べる部分が少ないため、カニ味噌や身が詰まっているものを選び他人は多いといえましょう。
蟹は、脱皮してサイズが大きくなる生き物ですが、脱皮前後で身などの品質が大きな差となり現れるといわれています。
脱皮して間もない個体は殻が柔らかく、エネルギーを多く使っているので身が痩せてしまっていたりカニ味噌がすくなったり味や身の量などへの期待ができません。
このような状態を水ガニと呼びますが、産地により水揚げが行われることなくそのままリリースされます。
特に、毛がには数が減っていることから自然保護が行われていて、サイズが小さなものや脱皮した直後のものはリリースするのが一般的です。
若蟹は脱皮してからある程度時間が経過した状態の毛がに、殻は幾分固くなり始めていますが、それほど固くはなく明るいきれいな色が特徴です。
また、新鮮なものは刺身で食べた方が過熱したものより甘みがあり美味しいといわれています。
新鮮な毛がには刺身でもOK!カニ味噌は生より加熱した方が美味しい?
毛がにはカニの中でも特に甘みが強いような特徴がありますから、人気が高い商品に該当してきます。
毛が生えているのが特徴的ではありますが、毛の部分には毒などもないので安心して食すことができます。
基本は茹でて食すのが普通ですが、鮮度に優れている商品の場合は刺身でも食べることが可能です。
身の甘みをストレートに感じることができるので、鮮度のいい毛がにを手に入れたら実際に試してみる価値があります。
カニ味噌の部分は生で食すよりも、多少は熱を加えたほうが甘みが強くなるので、生よりは熱を加えたほうが安心して食べることができるはずです。
蒸したりすることで熱を通すことができますから、カニ味噌の部分はそのようにして味わうのが大切になります。
甘みを感じながら味わうことができるので、お酒との相性も抜群だと考えられます。
商品によって食べ方に違いがありますから、鮮度がそこまでよくないのであれば、身の部分にも熱を加えるのが大切なことになるはずです。
茹でてから冷凍したものと生のまま冷凍したもの!冷凍物の毛がにの注意点
通販で購入できる毛がには、活蟹もあるけれど多くの場合が冷凍物です。
活蟹は文字通り生になるので鮮度が良い間に売れないと商品価値が下がるため、通販では凍らせたものが主流になっているわけです。
この凍らせた毛がには、茹でてから冷凍処理が行われているケースが多いのですが、中には生の状態で冷凍されているものもあるため注意しなければなりません。
主な注意点としては、茹でて後に処理が行われているものは冷蔵庫もしくは常温でゆっくり時間をかけて解凍すれば良いのですが、生の状態で凍らせているものは同じような方法で解凍すると蟹の自己消化作用により身が黒色になってしまうこともある、これが主な注意点です。
そのため、このような蟹を回答する場合は流水で表面を軽く解凍していて、半分凍っている状態で調理するのがポイントです。
信頼できる蟹通販のお店の場合は、どのような解凍をすれば良いのか商品ごとに明確でかつ分かりやすい説明があるので、それを参考にすると良いでしょう。
ミネラルも豊富に含まれている!毛がにの栄養価
毛がににはさまざまな栄養成分が含まれています。
この蟹の栄養価を正しく知っていれば、食事を適切にとることができます。
毛がにに含まれている栄養素の中でも特に多いのはタンパク質です。
茹でたものならば100グラムあたり18グラム程度のタンパク質が含まれています。
タンパク質は人間の体にとって非常に重要な栄養素で、皮膚や血液を作る時にも使用されます。
骨を作る時にも必要になる栄養素で、タンパク質がなければ人間は生命を維持することができません。
人間の体にとって重要なタンパク質を多く摂取したい人にも、この蟹は最適な食品です。
毛がににはミネラルなどの栄養も豊富に含まれています。
ミネラルは体内で新陳代謝などをする時に必要となる栄養素です。
ビタミンも多く含まれていて、特に多いのはビタミンB12です。
ビタミンB12は、アミノ酸などの物質を代謝するために使用されています。
血液の中の成分を作る時にも使われている栄養素です。
活きた毛がにを茹でるときの流れや注意点
毛がにの栄養価は、強い抗酸化力のアスタキサンチンやアミノ酸、そしてミネラルなどが含まれています。
蟹の身は赤色をしている部分がありますが、これはアスタキサンチンと呼ぶ色素でβカロテンやとリコピン同じカロテノイドの一種で高い抗酸化作用がありますので血管を健康に保つ効果を期待できるとされます。
毛がには、約8割が水分で100グラム中のカロリーは生のもので72kcal、茹でたものが83 kcalなど低カロリーです。
低カロリーな食材ですが、グルタミン酸やアスパラギン酸などアミノ酸が豊富に含まれています。
毛がにを茹でるときには、このような栄養価をなるべく維持した形で行いたいものですが、茹でるときの流れはどのようになるのでしょうか。
最初にたわしを使って甲羅表面の汚れを落としてから、脚を紐などで導体とくっつけた形でまとめておきます。
なお、塩加減は海水と同程度の濃度で行うのが基本で、水1リットルに対して塩が約30グラムの分量で塩水を作り沸騰した段階で蟹を投入します。
塩分が薄いと旨味成分が茹で汁に溶け出してしまうので注意が必要です。
毛がにの甲羅を剥がして身を取り出すときのポイント
毛がには、脚と胴体が一体になっているものが主流です。
これは、タラバガニやズワイガニとは異なり、脚も蟹味噌を同時に楽しめるメリットにもなります。
ただ、毛がにを食べるときには細い脚から身を取り出すなど細かな作業が必要になるので、タラバガニのように豪快な食べ方ができるわけではありません。
丸ごとの毛がにが食卓に登場したときには、甲羅を剥がしてから身を取り出すといった流れで行います。
最初にふんどしと呼ぶ部位を手でめくり取って、甲羅を下にして後方の端から順番に剥がすのがポイントです。
左右にあるエラは食べることができませんので取り除いて、胴に付いている味噌をスプーンで甲羅側に移す、左右を半分に割り肩のみを取り出します。
脚部分は、付け根からハサミや包丁でカットして肩および脚の身を取り出します。
ちなみに、最近は動画サイトなどで茹で蟹の解体の仕方を紹介している動画もあるので、初めてのときなど参考にすると良いでしょう。
通販で失敗しない毛がにの選び方:訳あり品には注意
通販で毛がにを購入することもあるかもしれませんが、しっかりと商品を選んで購入しないといけないです。
何も考えずに購入をしてしまうと、訳あり品を購入することになるかもしれないので注意が必要になります。
どのような商品が販売されているのか気になるかもしれませんが、賞味期限が近づいているような商品は購入するのを避けたほうが安心です。
賞味期限が近づいている毛がには身の部分などに問題を抱えているケースがありますから、そのような商品は購入を控えるのが大切になります。
身の部分に問題があると、食べたときに食感などで不快な気持ちになってしまうこともあるので、購入をしないのが重要なことになります。
毛がには鮮度が重要になるので、新鮮な商品を購入するのが大切になりますから、商品を選ぶときに意識したいポイントになるはずです。
商品の説明なども重要になりますから、最初から信頼できる場所で通販で購入をするのが大切なことになります。
通販で失敗しない毛がにの選び方:ランクの記載がない業者は注意
毛がにを購入するとき通販を使う人が多いかと思われますが、通販で購入するときにはいくつかのポイントを把握しておくと失敗したといった後悔をせずに済みます。
通販では、価格を下げているものも多くありますが、その中でも訳あり品には注意が必要です。
一般的に訳あり品は、脚が1本取れていたり目立った傷が付いていたり、商品価値が低いものです。
しかし、中には保存状態が悪いものや質の悪い若ガニが含まれることもあります。
毛がには、他の蟹にはないランク付けがあり、信頼できる蟹通販のサイト内ではグレードなどの記載があります。
ランクの記載がなく値段が安いものは若蟹の可能性もあるなど注意しましょう。
通販で毛がにを買うときには、サイトに記載してある情報を確認する必要がありますが、このとき重量表記にも着目しなければなりません。
冷凍するときに蟹の品質を守る目的でグレース加工が施されますが、これは薄い氷の膜を表目に張ることを意味するものです。
氷が付いた状態の重量は当然重くなりますので、グレース加工前の重量で記載してある通販を選ぶことをおすすめします。
通販で失敗しない毛がにの選び方:重量表記の仕方に注意
毛がにが食卓の彩りに一役買い、味わいと風味豊かな思いを届けることは知られています。
高級食材の位置づけで高値の取り引きを常とする訳ですが、重量表記の観点で検討する方法に考える余地があるでしょう。
ネットを駆使して毛がにの購入をする時、現地の水産品をやり取りする感覚よりも、文面で物事を把握するスキルが必要です。
甲羅の色鮮やかさに魅了されて、引き締まった脚を連想するのは、味との関連から来る人間の本質に根ざしているものが多いです。
信頼できる通販のサイトなら、見た目とのギャップではなく品質との兼ね合いに着手できます。
通販で毛がにを選ぶ際には、重量表記に注意してください。
一般的に毛がにの重量はオンスやグラムで表記されます。
しかし、一部の通販サイトではカニの数で表記されることがあります。
この場合、カニのサイズや種類によって1つあたりの重さが異なるため、注意が必要です。
商品はサイズによって価格が異なるでしょう。
大きなサイズのものほど高価になる傾向がありますが、通販ではサイズ感がイメージしにくい場合もあります。
ここで大切なのは、価格とサイズのバランスをよく考えること。
予算に合わせて適切なサイズを選ぶことがポイントです。
通販サイトやレビューサイトで、他の購入者の評価やコメントを確認することもおすすめです。
購入した人々の生の声や意見を参考にすることで、品質の良いものを選びやすくなります。